正信偈のごくはじめに出てくる一句です。
法蔵菩薩が自らの浄土を建立するに当たり、「諸仏はどのような浄土を作られたのか」と
210億の国(浄土)をつぶさに観察するという仏説無量寿経(大経)の部分が元になっています。
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210億というのもたいへんな数ですが、
これは私達一人一人がそれぞれに理想の世界を持っていることを表しているのでしょう。
その理想の世界というものは、結局私にとっての理想、エゴイズムにすぎないのであって、
すべての人がその世界を願うかというと、必ずしもそうはなりません。
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私にとっての理想世界、日本人にとっての理想世界(昔ありましたよね、「大東亜共栄圏」とか)、
そんな世界が極楽浄土という視点から批判されるのです。
この場合、批判とは仏の教化を意味しています。
極楽というのは、私達を教化するために説かれた世界なのです。