2001年 3月 越冬中の地中温・まとめ

 日中の気温がコンスタントに10度を超えるようになり、すでに防寒対策の断熱材は片付けております。ここでこの冬の室温と地中温についてデータをまとめておきます。

Date 室温(℃) 地中温【断熱材なし】(℃) 地中温【断熱材あり】(℃)
'00/11/29
12/12
12/30 10
'01/1/13
2/2

 室温は、低くても3度、地中温は断熱材があってもなくても6度以上はある、という結果でした。朽ち木チップのマットと腐葉土の混合マットですが、それ自体がすでに断熱材程度のはたらきをするということなのでしょう。少なくとも北陸の平野部の家屋内では、マット量が十分あれば断熱材の有無で地中温に有意な差は現れない、と言えます。

3月23日 越冬結果ならびに第2の里親

 飼育槽のガラス壁に時折姿を見せるようになったので、越冬結果を確認するべく一度点検することにしました。併せて、何人かの知人に「カブトムシの幼虫いらない?」とメールを出して、返事のあった人に引き取ってもらうことにしました。今回の里親さんは小松市内在住で、水棲生物の飼育に関しては知る人ぞ知る、という人物であります。

 一番大きな、衣装ケースを利用した飼育槽をひっくり返してみたら、上の写真の通り。一体何匹いるんだろうと今写真で数えてみたら、小ケース内の里子幼虫を含めて30頭いました。越冬前に何頭いたか確認してはいないのですが、どう見ても無事越冬した、と言えるのではないでしょうか。ただ不思議なことに、この幼虫達は、ごく狭い範囲に密集して出てきました。かなりの高密度で暮らしていると言えます。まだ寒いから「身を寄せ合って」いたのでしょうか。だとすればまだ冬眠から覚めきっていなかったかもしれないわけで、「スマン、すまん」です。

里親さんが一番下の息子さんを連れてきていたので、ペットボトルの飼育ケースにもう1頭引き取ってもらいました。とにかく、今年の幼虫はデカイような気がします。上の写真のペットボトルは、2リットル入りの角形のタイプなのですが、潜ろうとして体をよじった姿勢でこれだけの大きさに見えるのですから、まっすぐになったらとにかく「デカイ!」と感じました。

 で、点検と里子のお引っ越しを終え、マットの糞をふるいに掛けたらバケツいっぱいありました。越冬時は上の飼育ケースの8分目以上にマットがあったことを考えると、去年の晩秋からも相当にエサを食べていたことになるわけです(まあ、年内いっぱい結構暖かかったですからね)。
 ただ、去年の晩秋以降に追加したマットはほとんど食べられておらず、上からマットを徐々に取りのけていくと、ある深さから急に糞の割合が増え始めていました。断面を見るとおそらく地層のようにはっきり区別が付いただろうと思うくらいです。継ぎ足したときはそんなに表面に糞があるようにも思えなかったので、継ぎ足して以降もその部分へは上がってこなかったということなのでしょう。越冬用に継ぎ足したマットもいつもと同じブレンド法で作っているので、何が理由なのか分かりませんが、今回はとりあえず気にしないで全部混ぜてしまいました。